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手当が終わり、救急セットを戻しに行ったレナトスさんを待っていると、誰かが扉を開けた。
ガチャッ
貴方「…あれ、どしたの。カルドさん」
カルド「ちょっと貴女の様子を見に来ただけです。調子はどうですか?レナトスに抱えられてましたが。」
貴方「別に…ていうか抱えられてたことはあんま掘り返さないでよ。」
後から羞恥心がぁぁ…と頭を抱えて言う私にカルドさんは少し笑った。
何だよぉ……笑い事じゃないんだけど。前にヴィアベルさんにも抱えられたしぃ…。あの時もユーベルさんにからかわれたんだよね。
カルド「そういえば、前に言っていた契約の代表者の件、ライオさんに決まりました。」
貴方「…そう、じゃあ後でライオさん以外の人集めないと。」
カルド「…それは」
どうしてかな、と言う前にレナトスさんが戻ってきた。レナトスさんはカルドさんを見るなりゲッと顔を顰めた。
レナトス「…いつの間に居たんだよ」
貴方「あれ、そんなに仲悪かったっけ。」
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藤s - いつも楽しく読ませて頂いてます!!52話ちゃんが行方不明になってます…(> <。) (5月9日 22時) (レス) id: 5ee7a1b786 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - あかりさん» ご指摘ありがとうございます。申し訳ございませんでした。 (3月29日 7時) (レス) id: 139eb9e035 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2024年3月21日 20時